商品化への挑戦

子どもたちが集めたキャップを、子どもたちが日常生活で使用する商品にするのが、リサイクルの仕組みとして「わかりやすい」ということになり、文具や日用品にしてきました。

この写真は、株式会社サクラクレパスのご協力で製作したボールペンです。ノベルティや事務用品として販売され、キャップを原材料とした商品の企画がすすんでいます。これらのボールペンは事務用品として使用される以外に、エコキャップ運動に参加している企業・団体が写真のようにノベルティとして積極活用しています。これにより企業内のエコ環境が実現しているのです。

ヤマハ発動機のバイクはエコキャップを積極的に使用しています。バイクのフェンダー(泥除け)やシートプレートなどに採用いただいています。これらの行動がCO2削減、温暖化の削減に大きく関与しています。

エコキャップ推進協会は、単にキャップを集めて寄付する団体ではありません。リサイクルの促進、持続可能な循環型社会の確立などの事業を推進しながら、収益をあげて社会貢献をする自立型のNPO法人です。そのために日々の啓発活動をおこなっています。このプロジェクトを推進する中で、障がい者・高齢者の雇用を創出し、国内外の子どもの医療支援・生活支援をしていくことが重要です。